人生で、一度でいいから絶対に行きたい街、それがフランス・パリでした。
シャンゼリゼ通りを「Oh~Champs Élysée~~♪」と歌いながらスキップするんだと心に決め、行くならば一切の後悔や妥協がない旅にしようと決めていたので、ホテルや観光地も徹底的に調べ上げて、行きたい場所、見たい建物などをピックアップしておきました。
そもそも、なぜ一生に一回でもいいから行きたいと思う場所がパリなのか。
フランスという国を知ったのは、私がまだ小学生だったころ。
週刊マーガレットという少女向けマンガ雑誌に掲載された、皆さんもご存じの「ベルサイユのばら」が、私をフランスという国に興味を持たせ、無駄に社会の歴史(フランス中世期限定)のテストの点数をガツンと上げてくれたのでしたw
フランス革命、身に覚えのない冤罪で断頭台の露と消えた時の女王マリー・アントワネット。
女性なのに家督相続の為に男性として育てられ、並み居る貴公子たちを押しのけて女性の心を虜にし、貴族という立場でありながら革命の群衆と共にフランス王政と闘って歴史の渦の中に飲み込まれて消えた一輪のバラ、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ。(実在しませんがw)
美しくも儚い女性たちの運命を小学生でも解かりやすく図解してくれたこの大作マンガに魅了されて、フランス・パリ・凱旋門・ヴェルサイユ宮殿というキーワードは、私にとってとても特別なものになったのです。
さて、個人的な話はこの辺にしてw
そんなこんなで、行かなければいけない場所がなにせ多すぎるフランス。たくさんピックアップしたはいいけれど、あれもこれもだと1か月あったって回り切れないという現実に直面し、絶対回らなければ一生後悔する場所、に絞り込みました。
①何が何でもヴェルサイユ宮殿。中世のお城のようなホテルに宿泊して貴族気分を存分に堪能したい!
②パリ市内の要所は全部押さえたい。凱旋門・エッフェル塔・ノートルダムのカジモド(←?)・オペラ座の怪人(←?)・美術はよくわからんけどルーブル美術館
③海の上に浮かぶように見えるすごいお城、モンサンミッシェルが見たい!←後に修道院だと知る
④貴族の館(つまりマンガイメージではお城)の中に入りたい!
⑤本場フレンチコースを食べたい!
⑥パリ市民の普通の暮らしぶりを見てみたい!
厳選した結果が上記5項目。
全部叶える為のツアーをあれこれ物色しました。添乗員付きだったり、ホテル指定可能だったり、オプショナルツアー多数だったり。
でも、どれもこれも1人あたり軽く50万円を超えるものばかり。お金を出せばなんでもできるのは当たり前で。何か良い方法はないものかと探してたある日、目に留まった「エールフランス羽田空港就航記念特別価格」の広告。迷わずクリックしました✨
エールフランス航空:羽田-パリ就航記念セール!往復25,000円~
Σ(゚Д゚)まぢですかーーーーー!?
というか、それだったらいっそ、エールフランスで航空券を手配してExpediaのようなホテル格安予約サイトでホテルを予約すればいんぢゃね?!
いっそそうしようそうしよう!!
行きたい場所、見たいところはベルトラやみゅうなどの現地のツアー会社を検索しました。
そして決めたのが以下のツアー。
格安混載空港送迎シャトル☆シャルルドゴール空港→パリ市内
【プライベートツアー】並ばず入場!ルーブル美術館見学ツアー<日本語ガイド>
【パリ発周遊ツアー】シャルトルに泊まる!モンサンミッシェル、オンフルール、ロワール古城巡り 1泊2日<水曜発/日本語>by Mybus
あと1つ、心配だったのは「フランス人って英語で話してくれないらしい」情報。
プライベートツアーで行くとなると、現地で頼れる人もいなければ言葉も通じないということになる。。。それは不安・・・
そういえば、イタリアで現地在住ガイドさんのサービスがあったっけ?という事を思い出し、いくつかのサイトを見て回りまして。
ありました。「フランス在住現地ガイドサービスTraveloco(トラベロコ)」
ここに登録されている現地ガイドさんをバイトでお願いすれば、市内案内をしてくれたり、いざという時にサポートしてくれるサービスもあります。
数名にメッセージを送ってみたところ、神戸から音楽留学しているという20代の女性が快い回答をくれたので、その方に依頼をすることにしました。
これで準備は整いました。
あとは荷物を用意して飛行機に乗って憧れの都パリを満喫するのみとなりました。