プリザーブドフラワーでクラッチ風のブーケをご希望の花嫁様からのオーダーでお作りしたブーケです。
プリザーブドフラワーは生花を加工した花材なので、クラッチブーケにするためには専用の枝のアイテムを付けて1輪に見えるように加工した上でブーケ制作しなければなりません。
もともと、お花部分しかないプリザーブドフラワーなので、クラッチブーケにはあまり向いていない花材でもあります。
そこでオススメしたのは、ブーケホルダーに挿して、デザインをクラッチ風にするという形。
ユーカリの葉を多用して、お花の大きさも大小様々なタイプを取り入れ、高さもクラッチに見えるような工夫をすることで、
印象がクラッチブーケに見えるようにしてみました。
お花も、大地農園のカタログから選んでいただいて、お好きなカラーリングを調整します。
ここで、大切なのが花嫁様のセンス✨
白を多くした方が良いのか、それとも濃い目のピンクを減らすほうが良いのか。
花材も「はないろ」という花びらの先が少しピンクがかっている可愛いローズを多用して、
甘くなり過ぎず、かといって渋くなり過ぎない、花嫁様のイメージにピッタリになるように、1つ1つお花の数や種類を調整させていただきました。
こうして決めたお花たちは、特殊な液剤を使って、花びらが開いているように加工したり、保護剤を塗布して、できるだけ長期間色あせないように
様々な加工を施してから、1つ1つ丁寧にワイヤリングを行い、ブーケホルダーに挿してゆきます。
ある程度ブーケに成型したら、最終的なイメージに合わせて、グリーンを取り換えたり、カスミソウやベリーを追加したり、ローズの色やサイズを抜き差しして、最終形に決めてから、正式に成型をします。
なかなか手間のかかる作業ですが、プリザーブドフラワーは一度加工してしまうと、元には戻せませんので、花嫁様と密に相談をさせていただきながら、1つ1つ丁寧に作り上げてゆきます。この工程がなかなか時間のかかる作業になるので、花嫁様のご負担もある程度必要になりますが・・・
こうして出来上がったブーケは、間違いなく花嫁様にご満足いただけるブーケになるのではないかと思います❤
オーダーブーケ承ります。
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